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Jonny and Julia’s Home

「僕たちの好きだった革命」

演劇鑑賞デビューしました。




学生時代、公共の演劇鑑賞ってのは何度か経験しましたが、社会人になって自腹を切ってまで見るってのは初めて・・

正直、全く期待してませんでした・・(-_-;)
JO爺が勝手に購入しやがって・・・月初の忙しい時に・・って思っていたし。



でも超感動!!!




ショックです。。。。。

あたいなんで今まで全く演劇に興味がなかったんだろう・・・

たったの7500円(S席)で、こんなに笑わせてもらって考えさせられて感動して安すぎる!!!

コンサートチケットと比較すると練習期間や人数で考えるとかなり安いような気がするんですけど。。?????

今更ですが、脚本家演出家もすごいけど、演じる俳優ってホント脱帽ですね。
あんなに長いセリフを覚えて同時に演じるんですから・・・
一人何役もやるんですが、やはりプロ。
全然違う人間を演じます。

それもライブですよ・・
映画やTVドラマなら撮り直しや修正がきくんでしょうけど・・・生ですからね。


気迫を感じました。

演劇にはまりそうです。

2ヶ月に1回ぐらい、こうやってJO爺とデートしてもいいかなって思ってます。



ところで、
実物の鴻上尚史はやせててびっくり!!!かなり普通の人でした(笑)


今回見た演劇はこれ
学生運動と鴻上尚史のとりあわせが好感触です。
主役が中村雅俊、片瀬那奈のセーラー服も可愛い。。。顔が小さすぎ!!!


ちょうど奥田英郎の「サウスバウンド」を読んでる最中で、少し内容がかぶってるんですよ・・
学生運動、全共闘、デモ、オルグって言葉がでてきて、意味をいまだにちゃんと理解してないんだけど・・
だってあたいの生まれる前の話しだし。。。。(-_-;)

あたいのように、学生運動を知らない世代の人達にも特に見てもらいたいと思うストーリーでした。
俳優を変えてもいいから長く演じてもらいたいな・・・

この時代はこの時代できっと熱狂的で楽しかったんだろうね。

あたいが一番感じたことは・・・

いつの時代でも国境を越えてもエネルギッシュな人ってのは一緒だね。!!!

当時の日本は学生運動だのフォークに拓郎だったかもしれないけど、今だってサッカー、ラップにって表現が違うだけで熱狂するのは同じじゃんて。
外に表現するかしないかの違いで今も昔も変わらないんだと思う。
日本ではデモ活動ってあまり見かけないけど、世界中では頻繁に活動しているんだよね・・

ストーリーは爆笑しっぱなし。
芸が細かいんですよ・・・笑いのセンスがピカイチですね。鴻上尚史最高!!
次は何で笑わせてくれるのか・・気が緩めない3時間でした・・・(笑)

感動が冷めないうちに、次を予約するが一番だすね!

予約2つしちゃった・・ 芸術の2007年・・ 予想外の展開・・・(#^.^#)








【ストーリー】

山田17歳(中村正俊)が1969年の学園紛争で機動隊と乱闘中、ガス弾をうけ意識不明に陥った。30年振りに意識不明が戻り、彼は母校に戻ってきた。「今度こそアジ演説を成功させる」と誓いをともに。

しかし、30年後の高校は様変わりしていた。
クラス討論なんて存在しない。生徒たちは主義主張などしない。話のネタはもっぱら流行の音楽・恋愛・受験・・
そんな中で服装検査に対して「学校側の検閲体制であり、生徒の主体性と権利に対する侵害である!」などと憤る山崎は生徒からも先生からも浮いていた。

そんな山崎と他の生徒達2人は手を結ぶことになった!
文化祭に人気のラッパーを呼ぶ企画を「歌詞がワイセツだ!」と言う理由で一方的につぶしたのだ。
山崎達はアジビラを作り、グラウンドでの要求集会を呼びかけた。

しかし、その活動もかつて山崎と行動を共にした闘志達(教頭・生徒の母)に阻まれることになる。
彼らは体育館にこもり、その過激さに手を焼いた学園長は文化祭自体を中止にすることになった。

この後、多くの生徒を巻き込み、ラッパーのライブを成功させて一秒でも長く続けさせるための戦いが続き、最後はライブの途中で機動隊に銃で撃たれて山田は死んでしまう。
終わりは切ないんだけど、なんだかスカッとするお話。
by jujonoriko | 2007-03-03 02:30 | Juliaの日記