大瀬のログ 陸上編 これは大馳走!
海藻を干してました。
「はばのり」と呼んで、
これって高級品なんですよ。
房総名産の単なる海苔も高級品ですが、もっと高価・・
1枚数百円から千円以上の高級食材!
生産量も少なく大部分が地元の消費であり、流通も採取時期以外は少ない。
Juliaの実家のおせち料理のお雑煮にも入ってます。
風味が最高!!
かなり手間がかかるので、高級なのはしかたがないのかな・・・
ただ手間の問題ではなく・・
房総出身の方に嫁いだ嫁に、「たいして美味くもないこんな枯葉みたいなものになぜ、こんなに金を払うのか理解できない。毎年お正月に喧嘩する」と言われると、お前の味覚は変じゃないのか?!と、疑いたくなる・・・
海藻を世界一消費量の日本人だろう・・・
これは恥だぞ。恥!!!
声を大にして言うが、この美味さがわからんのは、やばいぞ。
海っぺりで育ったJonnyも、「こんなの婆さんが、ひっかく岩海苔だっぺ!高すぎる」なんて、言う・・
わかってないなぁ・・ったく。
養殖と違うって!!!
ダイバーなら分かると思うけどエントリースロープに生えていてツルツル滑る海草も海苔もこの仲間です。
海苔を採るには、鉄で出来た皿状のもので岩から掻き採ります。
かなりの重労働らしい。
掻き採った海苔の中には小さな貝や削り取れた岩の欠片が入っているので、取り除く為に、バケツに海水を汲んでその中に採った海苔を一掴み入れます。
そして洗って異物を沈め、浮いている海苔をザルにあけるを繰り返します。
次の日、ゴミを取り除いた海苔を1枚の紙状にする作業に入り、1枚1枚型に流し込んで厚さと形を整え天日干しするらしいです。
書くは簡単ですがすべてが手作業&中腰作業。
(参考文章、安良里TATSUMIのたけさんMIXI)
先日、はごろもの夕食に出たので、娘さんとこの話になり、ちょっと多めにいただきました。
うめぇ!!!
今なら、夕飯で、とろろ芋とお刺身と一緒にいただけますよ。
tatsumiでもランチにサービスで出しているようです。
旬を味わえるダイビングって、プラス@のありがたいサービスです!
老舗や漁組関係と親しいダイビングサービスならではですね。
胃袋掴んでます・・わはは
おしまい