両親にエンディングノートを書かせるプロジェクト1回目
農作業の合間の30分で、NHKの連ドラを見ながらだから、難しい話はできない。
短時間でどれだけ結果を出すのか、真剣勝負だ!
と思ってたんだけど。
実際やってみたら、意外な回答が多々・・
そして爆笑でした・・
面白いことだけ拾ってみました
Q1:現在かかっている病気
父:糖尿病
嘘だろう・・医者に騙されてる・・
どう見ても激しい農作業してるし、毎日筋力トレーニングしてるし、腹八分目してる父ですよ
この年で薬を飲んでなく医者に通っていないことが老人らしくなく、恥ずかしいらしく、「糖尿病」と言われて本人は喜んでるらしい(母談)
Q2:亡くなった時の連絡先
まず最初に返ってきた言葉
みんな死んでるし、特にお葬式に来てもらいたい人は、いないんだけどな。
でも何人か連絡しなきゃいけない人いるでしょ?
父:同級生3名
2名は隣の地区の方で、名前は聞いたのだけど、連絡先がわからない
電話帳に書いてある?と聞いたら、
「屋号で充分」・・・
マジカ!
最後の1名は親しかったわけじゃないけど、「同窓会名簿の管理人」だから連絡してって・・
母:実家から2kmくらいに住んでる同級生1名
この人に言えば全部に広がるから大丈夫
さすが、女性の方がコミュニケーション取れてるよね・・
あ、いるじゃん 連絡しなければならない大事な人
農機具やの兄ちゃん!!!
この人めっちゃ世話になってるでしょ!!!
彼が18歳からだから、40年近くの付き合いだよ。
今じゃ支店長で全国の営業トップレベルまで上り詰めた人
エリア外なのに今でも担当してくれてる人
農機具以外のことだって、実の子供みたいに全部助けてもらってるじゃん
そうだな・・
Q3.介護のための費用について
いくらあっても足りねぇよ!!
残すようにはするけど、全部は無理ね
ちなみに母はすでに病気だったので介護の保険に入れない
(知らなかった)
Q4.告知の希望
父母:余命・病名を告知を希望
しかし母は言う
父ちゃんね、そうは言うけど、あんた注意しなよ
すんごく気が弱いんだから、実際言ったら落ち込むよ
ほんと気落ちすんのよ。
前立腺の手術した時だって、2kg痩せて食欲なくて「傷口が痛い」って看護婦に言ってね
看護婦が「え?メス入れてないから傷なんてないわよ!」って言われたら元気になったのよ
父ちゃんには本当のこと言わない方がいいよ・・
Q5.終末医療(痛みや苦痛の緩和)について
父母: 痛てぇのはおんねぇ!!(痛いのは嫌だの意味)
ってことで希望だそうです・・
Q6.延命治療について
父母:希望はしないけど、回復の見込みがあるならしてほしい
ここがねぇ実際難しいところなんですよね きっと
Q7.尊厳死について
父母:希望しない
80歳になるとね。充分生きたし、死は怖くないし、手術も全く怖くない。
でもね管を取るようなのはねぇ・・そこまでは希望しないよ
Q8、臓器提供・献体について
父母:嫌だよ 解剖しないでくれ
父:おら、やだ!!!
母:デブでリュウマチの体だよ!!!もっといいの使いなよ
次は 葬儀とお墓のこと聞こうかな。