もの好きな人にはお勧めの一冊 「おはよう寄生虫さん」
この本面白いです。
特に第三章:すごくて不思議な寄生虫の素顔
この本は、普通ならギョッとすることをおもしろおかしく書いている!
出会っては、発見しては、たとえ人間に良くないことでも、「本日の収穫」と寄生虫で体を壊して病院にくる患者さんですら「サンプルを運んで来てくれた。」と、可笑しく表現している。
戦争と寄生虫の話が印象的でした・・
戦争が終わって戻ってくると、その国にはいなかった寄生虫が一気に増えたり、奴隷をつれてきた途端増えたり・・
ある特定の先進国がその寄生虫対策をしているのは印象的でした・・
ハエ・・
あたし、ハエって写真に撮りたくて。
アップで見るとかっこいい。
だから、あまり汚い印象はないのだけど、祖父母や父が昔毛嫌いしていた理由が今ならわかりました・・・
うちの実家は裏が牧場だし、江戸時代の家だから隙間だらけで、ハエが出入りし放題なのだけど・・
ちょっと神経質になった方がいいかも・・・
あまり不潔な場所がない現代日本・・
神経質すぎるのはいけないと思うけど・・
ハエの恐ろしさ、忘れてはならないないな・・・
西郷さんの肥大化したタマタマの話
死んだ当初は、スーパーヒーローだったために、その内容は当時隠されていたとは・・
従来わかりきったことと思い込まれてふりむきもされないことがらの中に思わぬ事実が発見されることは珍しくない
観察はあくまで緻密に 実験は常に用心深くせねばならない
新発見は偶然ではなく日頃の勉強が大事なのは言うまでもない
捨て去ろうとした物の中に潜む真理を見逃さない目を持たねばならぬ
この目を養うことは容易な業ではないことを知るべきである
うーん
ダイビングに限らず、色んな場面でも通用する文章ですね。
もの好きな人にはお勧めの一冊