魔物に獲りつかれる?!
1回目:数年前 自宅 3か月間 毎週押し入れ1つずつ
2回目:数年前 実家の私の元部屋 1日
3回目:今年 自宅 数週間
4回目:今年 自宅の私の元部屋 1時間
自分の物は自分で判断できる。
思い出にふけって進まなくなって、とりあえずもとに戻しておけば誰にも迷惑かけない。
自分のペースでやればいいのだ。
今回捨てられないなら、次回まで箱詰めにしておけばいいのだ。
余分な贅肉を落としたようにスッキリする。
そして、今回。
実家の改装をきっかけに断・捨・離をした。
ここまでは良かった・・・
最終的には母の指示に従うから。
ここでエンジンのかかった私は・・
開かずの間になっていた恐ろしい部屋=「隠居」を手掛けようとした・・
祖父母が亡くなり、かなり母は片づけたものの、衣装箱約80個ってどうよ?
どんだけ物を捨ててなかったの?
タンスいくつあんの?
布団は何セットあんの?
先月からチマチマとあきらかにゴミと思われるものは捨てた・・
先月ログ ⇒ クリック
そして。
この3連休。
法事があるので前日は大掃除をしにきていたので、しつこく「日曜日は絶対に隠居の掃除一緒にやるんだよ!」と母に伝えた・・
母はブツブツ・・
逃げることばかり考えている・・
子供と一緒じゃないか・・
(え?どっちが子供?)
「台風で菊が支柱ごと倒れて、このままじゃS字になちゃうのよね~」
「あたし、あの部屋に入るの嫌なのよねぇ~」
Juliaだって、嫌だ。
当分あたし土日は家にいる機会ないよ!
今週やっつけた方がいいよ!
とうとう、その日の今日が来たのだが・・
どうも・・
あたしがエンジンかからない・・
あの部屋はね・・
魔物がいるんですよ・・入っただけで体力かなり消耗するんです・・
埃だらけ、床から天井まで、すべてザラザラ・・・。
骨董品にもならないボロボロなガラクタ・・
ネズミや虫に食われている汚いもの・・
変色や劣化で悲惨な状態になったもの・・・
爺さん婆さんが生きてたころのそのままが残っているもの・・
こんなものを処分しているのって、魂奪われそう・・・
そして、袋詰めして一輪車でゴミ出しすれば、父がそれは「捨てちゃおんねぇ!(房総弁で捨ててはいけない!)」と騒ぎ出す・・
虫に食われて穴が開いてる掛け軸を修理するらしい・・
価値のないものに・・・ 大金かけて直すなんて。。。アホらしい・・・
前回の怒り爆発モードで、お掃除エンジンかかるってことにはならず・・・
非常に疲れるJulia
魔物が最後の最後に、私に何かをしてるんだ。。
げっそり・・
母が「そろそろ、お茶にしよう。お父さん呼んできて。」
うん・・
父は来た・・
母は言う。
あんたねぇ・・
毎日毎日、コンバイン(稲刈り機)を掃除してんじゃなくて、死ぬ準備したら?
ぶははは。
笑いが止まらない・・
名言だな。
コンバインは年に数日(何時間?)しか使用しないから、最後にしまう時は、徹底的に掃除しなくちゃいけなくて、部品外したりして大変なのだ。
コンバイン清掃は1日では終わらない。
そんな父に向かって・・母は言う。
死ぬ準備だよ。
農機具なんて、今まであるので充分でしょ。
新しいもんばっかりかってさ。
二人の喧嘩が可笑しくて・・
真剣に喧嘩してんだけど、可笑しくて・・
元気出た。
ラストスパート!!!
笑いってやっぱすごいかも。
なんとか頑張ったおかげで今日はかなり進んだ。
あとは、
一人では運べない大きい粗大ごみをクリーンセンターにトラックで持ち込んで捨てればとりあえず一段落。
これは平日しかできないから、年内にでもJonnyさんと行ければいいかな。
もっと捨てたいものはたくさんあるけど、あとはお父さんとお母さんの所有物だから・・・、たまに私が物が増えていないかチェックして、ギャーギャー騒げばこの状態はとりあえず維持するでしょう・・
蔵や物置の農機具は知らん・・
あたしは二人が死んでもあそこはいじらないからね。
今から宣言する。
兄ちゃんと姉ちゃんでやってくれ。
おしまい